pyenvでPythonのバージョンを切り替える
pyenvは、Pythonのバージョンを簡単に切り替えてくれるツールです。2系列と3系列の切り替えに便利です。
1. pyenvのインストール
まずはpyenvをインストールしましょう。以下のコマンドでgitからcloneします。
$ git clone git://github.com/yyuu/pyenv.git ~/.pyenv
2. pyenvのパスを通す
bash, zshと、fishの場合で設定ファイルに記述する内容が違うので気をつけて下さい。
・~/.bash_profileや~/.zshenvを編集する場合
export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv" export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH" eval "$(pyenv init -)
・~/.config/fish/config.fishを編集する場合
set -gx PYENV_ROOT "$HOME/.pyenv" set -x PATH $PATH "$PYENV_ROOT/bin" status --is-interactive; and . (pyenv init - | psub)
これで、pyenvコマンドが使えるようになるはずです。
3. pyenvでPythonをインストール
では、pyenvを用いてPythonをインストールしてみましょう。
$ pyenv install 2.x.x $ pyenv install 3.x.x
以下のコマンドで現在利用できるバージョンを確認することができます。
$ pyenv install --list
4. pyenvでバージョンを切り替える
バージョンの切り替えをします。localの場合は今いるディレクトリに、globalの場合は全体に反映されます。
$ pyenv local x.x.x $ pyenv global x.x.x
以下のコマンドでPythonのバージョンを確認することができます。
$ python --version Python x.x.x